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2007年6月29日 (金)

シンガポールの 住宅事情 その1

シンガポールへの赴任当時、駐在員は約1ヶ月間ホテル住まいとなる。

3つ星程度のホテルなので大した事はないが、日本のビジネスホテルの4倍位の広さは
有るので、割と居心地はいい方だ。

この1月の間に、ある程度生活に慣れ、家探しもする事となる。

因みに家族は3ヶ月以上経ってから出ないと、呼び寄せる事はできない。

≪まずは旦那が生活に慣れるのが先。でなければ、家族を安心して呼べない。≫

と言うのが会社の論理だ。

まあ、そんなものだろう。

(しかし同僚が、家探しのために自分でチケット買って奥さんを呼んだ際、”内規に反する”
 とお目玉を食ったらしい。
 アホちゃうか? うちの会社のお偉いさん。自分の金でカミさん呼んで何が悪い!
 古い会社のおじさんは、頭がガチガチで困る。)

シンガポールでの家探しは、コンドミニアムと呼ばれる家具つきのマンションが一般的だ。
コンドミニアムは主に、金持ちか外国人向けで、一般的に警備はしっかりしている。
ゲートに守衛所が付き、24時間警備体制が敷かれている。
プールやジム付きも一般的である。

では普通のシンガポール人はどこに住んでいるかと言うと、HDB(*)と呼ばれる団地に
住むのが一般的である。

国土が極めて限られたシンガポールでは、一軒家を見ることは稀である。
一部の高級住宅地を除き、シンガポーリアンの殆どがHDBに住んでいる。
その率、実に95%以上!!

しかしこれが安くない。
洗面台もバスタブも何も無い”家”が、70~80㎡で確か2000万円程度はしたと思う。
(もうちょっと安かったかな?)

この、ただの箱の家に、自分たちで好きな壁や照明、トイレ、バスタブ、シャワーを選び
家が完成する。

見栄っ張りなのはどこの国の人も同じで、リビングには相当お金を掛ける人も多い。
雑誌に載せてもいいような、素敵な部屋が多い。

しかし、その他の寝室等を見せてもらうと、『 えっ?これが同じ家の中? 』 と疑って
しまうほど質素だったりする。

シンガポール人は、日本人以上に見栄っ張りかもしれない。

(*) HDB(Housing Development Board の略)
日本の”団地”をお手本に作られた。
最近は、高層化、高級化が進み、コンドミニアム並みの 40階建ても出来ている。

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