シンガポールの 住宅事情 その1
シンガポールへの赴任当時、駐在員は約1ヶ月間ホテル住まいとなる。
3つ星程度のホテルなので大した事はないが、日本のビジネスホテルの4倍位の広さは
有るので、割と居心地はいい方だ。
この1月の間に、ある程度生活に慣れ、家探しもする事となる。
因みに家族は3ヶ月以上経ってから出ないと、呼び寄せる事はできない。
≪まずは旦那が生活に慣れるのが先。でなければ、家族を安心して呼べない。≫
と言うのが会社の論理だ。
まあ、そんなものだろう。
(しかし同僚が、家探しのために自分でチケット買って奥さんを呼んだ際、”内規に反する”
とお目玉を食ったらしい。
アホちゃうか? うちの会社のお偉いさん。自分の金でカミさん呼んで何が悪い!
古い会社のおじさんは、頭がガチガチで困る。)
シンガポールでの家探しは、コンドミニアムと呼ばれる家具つきのマンションが一般的だ。
コンドミニアムは主に、金持ちか外国人向けで、一般的に警備はしっかりしている。
ゲートに守衛所が付き、24時間警備体制が敷かれている。
プールやジム付きも一般的である。
では普通のシンガポール人はどこに住んでいるかと言うと、HDB(*)と呼ばれる団地に
住むのが一般的である。
国土が極めて限られたシンガポールでは、一軒家を見ることは稀である。
一部の高級住宅地を除き、シンガポーリアンの殆どがHDBに住んでいる。
その率、実に95%以上!!
しかしこれが安くない。
洗面台もバスタブも何も無い”家”が、70~80㎡で確か2000万円程度はしたと思う。
(もうちょっと安かったかな?)
この、ただの箱の家に、自分たちで好きな壁や照明、トイレ、バスタブ、シャワーを選び
家が完成する。
見栄っ張りなのはどこの国の人も同じで、リビングには相当お金を掛ける人も多い。
雑誌に載せてもいいような、素敵な部屋が多い。
しかし、その他の寝室等を見せてもらうと、『 えっ?これが同じ家の中? 』 と疑って
しまうほど質素だったりする。
シンガポール人は、日本人以上に見栄っ張りかもしれない。
(*) HDB(Housing Development Board の略)
日本の”団地”をお手本に作られた。
最近は、高層化、高級化が進み、コンドミニアム並みの 40階建ても出来ている。
| 固定リンク

コメント